山本勇実(2012年度 卒業)

中学校(教諭)

 

Q.現在の職業と仕事内容を教えて下さい。

 

A. 美術教諭をしています。内容は授業づくり、学級担任、校務分掌などがあります。朝はいつも6時半ごろに起床して、7時くらいに出勤します。8時から18時くらいまではずっと生徒と一緒です。授業をやったり、教室行ったり、部活やったりと、バタバタしています。生徒が帰った後に教材研究や報告書などを書いたりするので、帰宅するのは8時から9時になるのが普通です。

忙しいですが、やはり、授業を考えたり、生徒と関わったりするのは面白いです。特に自分の学校は規模が大きいのでいろんなタイプの生徒がいて、教えがいがあるなあと感じています。

 

 

Q. 学生時代に印象に残っていることや力を入れて取り組んだことについて教えてください。

 

A. 力を入れたことは授業課題ですね。特にデザインの授業は楽しかったので、いろいろ試行錯誤しました。悩んだり考えたりした結果、面白いアイデアが浮かんできて、いいデザインができたときは嬉しかったです。その他、校外でのワークショップなんかも印象に残っています。やはり外で活動するのは普段と違い、いい刺激になりました。あとは自由に過ごしていましたね。僕は時間の使い方があまり上手ではないので、よく学部の友達と無駄にトランプなんかしていました…。でもそういう友達とまったり過ごす時間が好きでしたね。今が忙しい分、そういう時間が余計、恋しく感じています。

 

 

Q. 高校生にメッセージをお願いします。

 

A.大学は自由な時間がたくさんあります。その時間をどんなふうに使うか、ビジョンをもって入学することをお勧めします。ただなんとなく過ごしていたら4年間終わっていた、だともったいないので、常に何か1つ「目的」をもって活動することが大事だと思います。あとは出会いを大切にしてください。自分にとって、大学の友人が今までで一番気の合う仲間になったのでは、と感じています。今もちょこちょこ会いますが、やはり一緒にいると楽しいし、気持ちが楽になります。先生方との出会いも自分にとっても大きなものになりました。先生方と交わす何気ない会話の中に、学ぶことがたくさんあったように感じます。社会に出たとき、そういう人との繋がりが自分にとっての心の支えになると思いますので、ぜひ「出会い」を大切に、楽しい高校生活、大学生活を過ごしてください。