1.担当領域
教科教育学
2.担当授業
1年生: 専門基礎図画工作
2年生: 図画工作科教育法Ⅰ
美術科教育法Ⅱ
3年生: 美術科教育法Ⅳ
美術科教科内容指導論Ⅱ
4年生: 美術教育研究
大学院:美術教育指導論
美術科教育実践研究
3.現在の研究テーマ
病弱・身体虚弱教育における造形プログラムの開発(教材・教具の開発など)
他教科との連携による学校教員養成課程の授業改善に関する研究
4.著書・論文
【著書】
『造形教育の教材と授業づくり』辻泰秀、芳賀正之、 藤田雅也、髙橋智子日本文教出版、2012年11月
『幼児の造形ニューヒット教材①絵画・造形あそび編』東山明監修、明治図書、2012年4月
『幼児の造形ニューヒット教材②手づくりおもちゃ・立体造形編』東山明監修、明治図書、2012年4月
【論文】
『学校教員養成課程における教科連携による授業実践の試みno.5』静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇,No.45,pp.191-200,平成26年3月,共著者:村上陽子
『教室環境づくりの方法やプロセスを学ぶ授業実践の試み-多目的保育施設『たけのこ』の室内装飾制作を通して-』静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇,No.44,pp.147-167,平成25年3月
『学校教員養成課程における教科連携による授業実践の試みno.4』静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇,No.44,pp.119-146,平成25年3月,共著者:村上陽子
『病院内学級での造形活動における教具(補助具)の試作Ⅰ~教具(補助具)製作に使用する材料・用具の検討~』静岡大学教育実践総合センター紀要,No.21,pp.51-58,平成25年3月
『『鑑賞教育』の視点から捉えた教科専門科目『美術史調査実習』の活性化-Ⅱ』静岡大学教育実践総合センター紀要,No.21,pp.41-49,平成25年3月,共著者:白井嘉尚 芳賀正之
『病院内学級での造形活動における子どもの実態」静岡大学教育実践総合センター紀要,No.20, pp.39-46,平成24年3月
『『鑑賞教育』の視点から捉えた教科専門科目『美術史調査実習』の活性化』静岡大学教育実践総合センター紀要,No.20,pp.19-28,平成24年3月,共著者:白井嘉尚 芳賀正之 佐川久美子
『学校教員養成課程における教科連携による授業実践の試みno.3』静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇,No.43,pp.243-250,平成24年3月,共著者:村上陽子
『知的障害者の障害学習における造形・美術教育の可能性-絵画制作の試みを通して-』美術科教育学会誌 美術教育学,第32号,pp.243-254,平成23年3月
『地域で開催されるイベントでの大学生の連携協力に見る成果と課題―かけがわ親子工作教室の取り組みを通して―』,静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇,第42号,pp.279-290,平成23年3月,
『学校教員養成課程における教科連携による授業実践の試みno.2―美術科と家庭科の学生が考える教科充実に関する特徴とその顕在化―』,静岡大学教育学部研究報告 教科教育学篇, 第42号,平成23年3月,共著者:村上陽子
5.作品
『今の時代の中で・・・。』紺野ミチル著,表紙及び扉絵制作,2009年7月1日
『学校現場・養護教諭のための災害後のこころのケアハンドブック』,静岡大学防災総合センター,イラスト構成,2010年2月
『生活を科学し、実践する力を育てる授業づくり 子どもがいきる家庭科』,吉原崇恵編,表紙制作,2010年4月30日
6.研究室の紹介とメッセージ
本研究室では、美術教育に関わる研究や活動を行っています。ゼミでは、学生の問題意識を大切にしつつ、研究テーマを決め、論文執筆に取り組み、各自の研究を深めています。大学生、院生ともに、週一回のゼミを実施しています。
学内外でも積極的に活動を行っています。学内では、静岡大学教育学部附属特別支援学校(小学部、高等部)と連携しワークショップ(写真1-1,1-2)を実施しています。また、学外では、病院内学級「きらら」や「そよかぜ」(病弱や身体虚弱等)、「つばさ静岡」(肢体不自由)での教材開発及び授業の実施(写真2)、地域と他大学と連携したイベントの企画及び運営(写真3)、学校現場で開催される研修会のサポート、現場の教員と連携した教材開発及び授業実施などにも取り組んでいます。現場の小・中学校や特別支援学校の先生方と交流する機会も多いです。
これらの学内外の幅広い活動を通して、教育に対する問題意識や願いを育み、授業づくり(教材開発・研究、指導方法、環境構成など)に関する幅広い資質や能力、実践力を身につけています。自分で思考する力、判断する力、表現する力を育み、美術教育について、様々な視点から一緒に楽しく学んでいきましょう。